乾皮症とは何か?その症状・原因や治療法は?

maiko
2021年2月4日

乾皮症と皮膚欠乏性湿疹

皮膚の病気には、お肌の乾燥やバリア機能の低下と関わりの深いものがたくさんあります。
その1つが乾皮症ですね。
乾皮症とは乾燥肌の医学的な呼び名です。
また、それがひどくなって湿疹・かゆみがでれば皮脂欠乏性湿疹です。
皮脂欠乏性湿疹は、冬や高齢の方に多い皮膚病です。
今回は、ナールスエイジングケアアカデミーの記事乾皮症と皮脂欠乏性湿疹(皮脂欠乏性皮膚炎)の原因と対策】 を参考にそのポイントをご紹介します。

乾皮症は、皮脂や汗の分泌が減り、お肌が乾燥して光沢を失い、肌理(キメ)が粗くなっている状態。
皮膚がガサガサしている、白い粉をふいている、浅い亀裂、ひび割れがある、痛みや痒みがあるものすべてです。
皮脂欠乏性湿疹は、乾皮症の症状がある上に、お肌に何らかの刺激物が接触することで、刺激性接触皮膚炎などが加わって、湿疹がある肌状態です。
皮脂欠乏性湿疹の特徴として、中高年者の手足、特にすねの外側に痒みを感じる方が多いことがあります。
高齢になると誰でも皮脂の分泌量は減るので乾燥肌のなりやすいのです。

乾皮症の予防

乾皮症の予防には、保湿ケアに加えて、入浴、部屋の湿度、衣類・食生活をうまく行うことがあります。

保湿ケア用の化粧品や医薬部外品は、ドラッグストアなどで選ぶことが多いと思いますが、その場合は有効成分や刺激のある成分についての知識があることが望ましいでしょう。
医薬品の場合は、薬剤師さんと相談して、自分に合ったものを選びましょう。
成分としては、グリセリン、セラミド、白色ワセリン、尿素、ヘパリン類似物質などがあります。
ヘパリン類似物質という一般名よりも、「ヒルドイド」というブランド名のローションや軟膏が有名です。
ヘパリン類似物質は、高い水分保持作用と血行促進作用を併せ持っています。
乾皮症の治療薬として、健康保険で使えるので、皮膚科で医師が処方する代表的な保湿剤となっています。
ほかにも化粧品成分としては、スクワランやシアバターなどのエモリエント成分が乾燥肌のスキンケアでよく使われる成分です。
これらの成分も乾皮症や皮脂欠乏性湿疹の予防に使うことができます

入浴はイロンタオルでゴシゴシ擦ったり、脱脂力の強い石鹸やボディーソープの使用による過度の洗浄を避けましょう。
また、お湯はぬるめの39℃くらいがお勧めです。

部屋は、加湿器を用いて、適度な湿度を保つようにしましょう。目安として40%から60%です。エアコンをつける際は、特に要注意です。

衣類はチクチクしない、刺激の少ないシルクなどの天然素材を選びまししょう。
食生活はバランスよく、3大栄養を摂るとともにビタミンやミネラル、乳酸菌なども摂りましょう。

乾皮症や皮膚欠乏性湿疹の治療

乾皮症や皮膚欠乏性湿疹は、かゆみを伴う場合や湿疹が見られる場合は、ステロイド外用剤で炎症を抑えます。
また、抗ヒスタミン剤の内服が使われることも。
そして、保湿剤を使います。